あと2分半で地球が滅びます。あなたはSEKEI NO OWARIに何をしますか?
こんにちは、裕真です。
突然ですが、あと2分半で地球が滅亡します。
こう言われたらあなたはどうしますか?
でも、安心してください。
この記事は2分もかからず読み終わるのでまだ30秒残ります。
世界終末時計とは?
photo by ¿Es realmente necesario? Todos tenemos uno
これは世界終末時計の話です。
世界終末時計とは、アメリカの科学誌"Bulletin of the Atomic Scientists"が1947年に発表したもので0時を世界の滅亡としたときに残り何分残っているか、を表しています。シカゴ大学にオブジェクトがあります。
同科学誌によって何かが起こるごとに修正されてきました。以下に変更された一部を紹介します。
・1947年(創設) 7分前
・1953年 2分前
→アメリカ、ソ連が水爆実験成功
・1963年 12分前
→米ソが部分的核実験禁止条約を締結
・1991年 17分前
→ソ連崩壊
・2007年 5分前
・2010年 6分前
・2012年 5分前
→福島原発事故
・2015年 3分前
→気候変動や核軍備競争のため
・2017年 2分30秒前
→トランプ大統領就任
大きく動いたときと直近のものをピックアップしています。
細かく見るともう少し修正の回数は多く、1947年から23回発表されています。3〜4年に1回というペースですね。
1991年のソ連崩壊時が最も長い17分で、1953年の米ソ水爆実験成功時が最も短い2分となっています。世界が緊迫した瞬間ですね。
なぜ2017年進んだのか。
今回、2年ぶりに30秒進んだ理由としては地球温暖化や核拡散の危機などもありますが1番の理由はトランプ米大統領の誕生ということです。
予備選のときから世間を騒がせており、当選が決まってからはさらに過激な発言が加速してきたトランプ大統領。就任してからの行動も早く、演説で発言したことを素早く実行に移しています。
この行動の中は"アメリカ・ファースト"という考えが強く、不法移民対策のためにメキシコとの間に壁を作ったり、移民・難民の受け入れ審査を強化したりと強攻策が多く他国との摩擦も生まれています。
TPPからの離脱や、日本に対しても米軍の駐留費負担を増額すべきと言っていることからも他人事では済まされない状況になってきています。
このような状況を鑑みて、今回世界終末時計が進むことになりました。
正確性は?
ただし、この世界終末時計は正確性には欠けるものです。
水爆実験成功に次いでトランプ大統領の誕生が脅威となっていますが??ですね。北朝鮮の核実験よりもトランプ大統領の方が脅威とはなかなか実態とズレている気がします。
それに時計なのに逆行してますからね。
いや、都合により継続させるためには戻す必要があったのかもしれませんが残り2分まで進んでいたのに17分ありますって・・・。それに
誰にも世界の終わりなどわかりません。
正確性には難のあるものなので、悲観的にならずに面白いものだと思って見守っておきましょう。
安心してください、世界の滅亡まであと2分30秒以上はあります。