マンガ大賞2017ノミネート13作品の中からさらに厳選3作品!大賞をとるのはこれだろ!(少しネタバレ
こんにちは、裕真です。
1月22日にマンガ大賞のノミネート作品が発表されました。
マンガ大賞とは2008年から続く今年で10年を迎える賞で一般の有志による賞ですが知名度は一般に広く広まっています。
また過去にはテルマエ・ロマエ、三月のライオンなどが大賞を受賞しており、その後映像作品となっていることからもしっかり人気作品が選ばれていることがわかります。
マンガ大賞2017にノミネートされた作品は13作品!
この13作品の中から個人的におすすめの作品を厳選して3作品紹介します。
おすすめのマンガ3作品
1.約束のネバーランド 白井カイウ・出水ぽすか
<概要>
孤児院で暮らすエマ、ノーマン、レイ。
孤児院の中でダントツの頭脳を持つ天才ノーマン、博識で知恵者のレイ、運動神経と学習能力がずば抜けているエマ。
孤児院始まって以来の優秀な3人組だが、個人の決まりで外の世界は見たことがない。次々に自分たちよりも若い子どもたちが順番に孤児院を去っていく中、残っていた3人は驚愕の真実、"孤児院=食人鬼のための農園"ということを知る。
この真実を知った3人が自分たちと孤児院の仲間を救う為に戦略を張り巡らす冒険譚。
<面白いポイント>
このエマ、ノーマン、レイ。
優秀な3人がそれぞれの得意分野を生かしてピンチを切り抜けていく大冒険。そして、たった1つの孤児院から始まった物語がどんどんスケールアウトして壮大な物語へと変わっていく様が読んでいて心踊る漫画になっています。
ストーリーとしては少しグロさありのダークファンタジーっぽいですがジャンプコミックスということもあり表現は控えめになっているのでダークファンタジーが苦手な方も取っつきにくくなく楽しめる話題作になっています。
2.ダンジョン飯 九井 諒子
<概要>
ダンジョンの奥深くでドラゴンと遭遇した主人公一味。
しかし、空腹のため本来の力を出し切ることができないために一味は全滅寸前。なんとか魔法で脱出するも仲間の1人である主人公の妹がダンジョンの最短部に置き去りに。
主人公は妹を救うために再度ダンジョンに挑戦しようとするが、先ほどの戦闘で金も食料も失った主人公が思いついた方法はモンスターを食べながら進むことだった。
<面白いポイント>
ダンジョンを舞台にしたファンタジーでゲームのような世界観ですが、食料問題というゲームや漫画ではなかなか主題とならないところに焦点をあてた面白い漫画。
また次々と現れるモンスターとの戦いは王道的ファンタジーであり、その後に訪れるモンスターの調理と食事は他にはない展開の面白さがあります。
3.ファイアパンチ 藤本タツキ
<概要>
祝福者と呼ばれる能力を持つ人がいる世界、氷の魔女によって雪と飢餓に覆われた世界が舞台のダークファンタジー。
主人公は再生の能力を持っており、その能力を生かして自分の腕を切っては村人に分けて飢えを凌いでいたがそれを知ったベヘムドルグの軍人に知られてしまう。
ベヘムドルグの軍人は人肉を食うなど人ではないと村を祝福者の"焼け朽ちるまで消えない炎"で燃やされてしまう。
主人公の再生能力と焼け朽ちるまで消えない炎合わさった結果、いつまでも消えない炎となる。長い年月、この消えない炎に苦しんだ主人公はついにその力を使いこなせるようになり、村を燃やした軍人に対して復讐を目指す。
<面白いポイント>
概要にはさらっと書きましたが初っ端から人肉を食うシーンが出てきます。
他にもその人肉を確保するために腕を何回も切り落とすシーン、そして消えない炎で燃え続けて苦しむシーンや子どもへの虐待など、これでもかというほどのダークファンタジーらしさを展開していきます。
好き嫌いが分かれる話だと思いますが、好きな人には本当に好きな作品だと思います。
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まとめ
今回紹介したのはマンガ大賞2017にノミネートされた作品のうち、個人的に特に面白いと思う3作品となります。
大賞の発表は3月28日ですがこの中から受賞するといいなー、と個人的には思っています。特にダンジョン飯は昨年の2位なので今年大賞を受賞する可能性は高いのではないでしょうか。
ただ、傾向的にはファンタジーよりも"かくかくしかじか"や"テルマエロマエ"、"3月のライオン"などのノベルに近いものが受賞しているため、"東京タラレバ娘"か"波よ聞いてくれ"あたりかなー、とも思っています。
他のノミネート作品はマンガ大賞2017のサイトに記載されているので興味のある人はご確認ください。
何はともあれ、今回紹介した3作品は本当に面白いのでぜひ読んでみてください!